71回 午前 撮影技術学

71回
83 診療放射線技師の対応として適切なのはどれか。

1.病院の待合室で知人を見かけたため電子カルテで詳細を閲覧した。
2.研究のため患者個人情報を USB メモリに保存して自宅に持ち帰った。
3.意識不明の入院患者だったのでネームバンドで本人確認をして X 線撮影を行った。
4.医師の撮影指示は右膝であったが、患者が左膝痛を訴えていたため自己判断で左膝を撮影した。
5.上部消化管 X 線造影中に患者を支える必要があったので、看護師に透視のスイッチを押してもらった。

3

割愛します。

84 DXA 法の骨密度測定で正しいのはどれか。

1.T スコアの算出はできない。
2.SXA 法と比較して精度が劣る。
3.測定部位として腰椎が用いられる。
4.授乳中女性の骨密度は大幅に増加する。
5.50 歳以上での骨密度の減少は男性で著しい。

3

DXAの測定部位は、基本的に腰椎と股関節が用いられます。

85 X 線管焦点サイズが F で拡大率が M の場合、半影の大きさを表すのはどれか。

1.F・M
2.F・M-1
3.F-1・M
4.F・(M – 1)
5.F-1・(M – 1)

4

86 X 線撮影において被写体コントラストに関係が深いのはどれか。2つ選べ。

1.管電流
2.管電圧
3.照射時間
4.整流方式
5.焦点サイズ

2,4

勉強中

87 体表基準と脊柱の位置との組合せで正しいのはどれか。

1.喉頭隆起ーーーー第2頚椎
2.肩甲骨下端ーーー第5胸椎
3.剣状突起ーーーー第1腰椎
4.肋骨弓下縁ーーー第3腰椎
5.恥骨結合ーーーー第3仙椎

4

体表基準と脊椎の位置は、比較的多く出題されていると思います。以下を覚えておけば良いと思います。

喉頭隆起(甲状軟骨)  第4頸椎レベル
胸骨柄上縁      第2,3胸椎レベル
胸骨角        第4,5胸椎レベル
胸骨剣状突起     第9,10胸椎レベル
肋骨弓下縁     第3腰椎レベル
腸骨稜       第4腰椎レベル
上前腸骨棘     第2仙椎レベル
恥骨結合上縁    尾骨レベル

88 脊髄腔造影について誤っているのはどれか。

1.穿刺針は棘突起を避け刺入する。
2.イオン性ヨード造影剤を用いる。
3.脊髄くも膜下腔に造影剤を注入する。
4.検査後数時間は頭部を上げた状態を維持する。
5.髄液より造影剤の比重が大きいことを利用して目的部位へ造影剤を誘導する。

2

以下引用させて頂きます。

脊髄造影はその特殊性から非イオン性で低浸透圧であるだけでなく、神経毒性の低いもののみが許容されている。

http://kyodokodo.jp/wp/wp-content/uploads/2018/06/teigen20180516.pdf
89 胃噴門部に異常が疑われた場合の上部消化管X線二重造影で、適切な撮影はどれか。2つ選べ。

1.右側臥位像
2.背臥位正面像
3.背臥位第1斜位像
4.背臥位第2斜位像
5.半立位第2斜位像

1,5

作成中

90 血管撮影をシングルプレーンからバイプレーンにすることによって低減可能なのはどれか。

1.被ばく線量
2.X 線管負荷
3.画像データ量
4.造影剤投与量
5.アーチファクト

4

バイプレーンとは、管球+受像器が2つになることを意味します。1回の造影で正面と側面を同時に撮影出来ることになります。

91 検査を受ける患者で確認が不要なのはどれか。

1.造影 MRI での腎機能
2.造影 CT での喘息の既往
3.MRI での人工関節の材質
4.胸部 X 線撮影でのネックレスの装着
5.頭部 CT でのカラーコンタクトレンズの装着

5

カラーコンタクトレンズはMRIでは確認が必要です。

92 院内感染の予防に最も重要視されるのはどれか。

1.手指衛生
2.清潔な白衣
3.撮影室の清掃
4.頻回のうがい
5.空調のフィルタ掃除

1

割愛します。

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