15 1.5T MRI の高速FLAIR法について、TRを 10,000 ms、実効 TEを 100 ms とした場合、TI〈inversion time〉[ms]の値として適切なのはどれか。
1. 50
2.150
3.400
4.900
5.2,500
5
1.5TにおけるFLAIRのTIは、2,500[ms]程度で設定されます。
参考までに、1.5TにおけるSTIRのTIは、140[ms]程度に設定されます。
16 SE 法と比べた高速 SE 法の特徴で正しいのはどれか。
1.撮影時間の延長
2.脂肪の高信号化
3.磁化率効果の増大
4.比吸収率〈SAR〉の低下
5.軟部組織コントラストの向上
2
高速SE法は、SE法と比べて脂肪がより高信号となる場合が多いです。詳細は割愛しますが、MT効果とJカップリングの影響です。
17 T1強調像で最も高信号を呈するのはどれか。
1.筋 肉
2.脂 肪
3.靱 帯
4.骨皮質
5.脳脊髄液
2
脂肪は、T1Wで高信号で描出されます。
18 MR 像(No. 1)を示す。 矢印で示すアーチファクトの原因はどれか。
1.血 流
2.磁化率
3.外来電波
4.化学シフト
5.呼吸による腹壁の動き
1
大動脈の拍動によるアーチファクトになります。
19 ドップラー超音波検査で発生するアーチファクトはどれか。
1.折り返し
2.位相分散
3.化学シフト
4.クロストーク
5.トランケーション
1
覚えてしまいましょう。
20 肝臓の MR 像(No. 2)を示す。 正しい組合せはどれか。
1.ア 十二指腸
2.イ 胆 囊
3.ウ 門 脈
4.エ 腹部大動脈
5.オ 下大静脈
5
ア:胆嚢、イ:門脈?、ウ:膵臓、エ:脊髄、オ:下大静脈
21 頭部 MRI の T1 強調冠状断像(No. 3A)と T2 強調冠状断像(No. 3B)を示す。病変があるのはどれか。
1.下垂体
2.四丘体
3.松果体
4.錐 体
5.扁桃体
1
下垂体に病変があります。
22 頭部 MR 像(No. 4)を示す。 矢印で示すのはどれか。
1.視 床
2.脳 梁
3.被 殻
4.尾状核
5.淡蒼球
4
尾状核です。
23 腹部超音波像(No. 5)を示す。 正しいのはどれか。
1.胆 石
2.腹 水
3.胆囊炎
4.肝内胆管拡張
5.胆囊ポリープ
1
音響陰影が確認出来るので、胆石になります。
24 頸部超音波像(No. 6)を示す。 正しい組合せはどれか。
1.ア 皮 膚
2.イ 気 管
3.ウ 甲状腺
4.エ 総頸動脈
5.オ 皮下脂肪
3
ア:前頸筋群、イ:総頸動脈、ウ:甲状腺右葉、エ:気管、オ:峡部
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